石曽根研究室の特色

ガラス細工

 有機合成、高分子合成の知識が必要なことは合成系の実験室としては当たり前ですが、他の研究室と違う特色は、実験にガラス細工の技術が必要とされることです。 その理由は、水や空気を嫌う反応や重合実験を、密閉したガラス製容器中で精度良く、かつ再現性良く行うためです。 研究室に所属する学生は、最初はもちろん初心者ですが、2~3ヶ月もすると自分で様々な形のガラス器具を作って実験できるようになります。 自分は不器用だから心配だというあなた。今までにガラス細工ができなくて卒業できなかった学生は皆無ですから、どうか安心して下さい。

 また、ガラス細工ができるようになると、自分でアクセサリーや小物なども自由に作れるようになります。 この技術を生かして、毎年(昭和61年から中浜・平尾研究室時代より)、秋の工大祭にはガラス細工の店を出店しています。